アーカイブ: 2012年6月21日

甘酒ってお酒?

甘酒は、ご飯に米麹を混ぜ合わせることで、米のでんぷんを

ブドウ糖や麦芽糖に糖化させて作る、甘い飲み物です。

 

甘酒には「酒」の文字が入っていますが、

酵母によるアルコール発酵が行われないため、

アルコール分は含まれません。

 

ただし、酒粕を使用した甘酒の作り方もあり、

その場合では、多少、アルコール分が含まれます。

 

昔は、酒の蔵元が酒造りの傍らで甘酒を作っていたことから、

甘酒と呼ばれるようになった、という説があるようです。

       

また、甘酒は55~60℃で12~24時間保温するだけで

完成するため、一晩でできる「一夜酒」とも呼ばれていました。

 

夏バテ防止に甘酒!?

甘酒は冬に飲むもの、と考える方が多いと思います。

 

しかし、江戸時代では夏バテ防止の栄養ドリンクとして、

真夏に冷やして飲んでいました。

 
そのため、俳句では今でも甘酒が夏の季語になっています。

 
甘酒には、ブドウ糖、ビタミン、必須アミノ酸など、

生きていく上で欠かせない栄養が豊富に含まれており、

その吸収率が非常に高いという特徴があります。

 
また、甘酒には麹由来の酵素がたくさん

含まれており、免疫力の向上や、腸内の

善玉菌を活性化させる等の効果が期待できます。

 

そのため、甘酒には人工的な栄養ドリンクでは、

得ることのできない様々な効果があり、

夏バテの防止に効果的な飲み物と言えます。

 
 
 関連記事:

  ・夏の風物詩から冬の飲み物に

  ・甘酒は飲む点滴

 
 

甘酒は飲む点滴

甘酒に含まれる栄養素は、その20%以上が脳の

エネルギーとなるブドウ糖であり、さらに、人が生きて

いくために必要なビタミンも多く含まれています。

 

また、原料である米に含まれるタンパク質が、

酵素によって必須アミノ酸に分解されるため、

甘酒にはアミノ酸も多く含まれています。 

 

そのため、甘酒は、天然のブドウ糖、ビタミン、

必須アミノ酸が豊富に含まれる、栄養の宝庫と言えます。

 

病院で行われる点滴の多くは、ブドウ糖溶液、ビタミン溶液、

アミノ酸溶液を補給するものなので、同様の栄養を含む

甘酒は、「飲む点滴」とも言われています。

 

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