甘酒は、ご飯に米麹を混ぜ合わせることで、米のでんぷんを
ブドウ糖や麦芽糖に糖化させて作る、甘い飲み物です。
甘酒には「酒」の文字が入っていますが、
酵母によるアルコール発酵が行われないため、
アルコール分は含まれません。
ただし、酒粕を使用した甘酒の作り方もあり、
その場合では、多少、アルコール分が含まれます。
昔は、酒の蔵元が酒造りの傍らで甘酒を作っていたことから、
甘酒と呼ばれるようになった、という説があるようです。
また、甘酒は55~60℃で12~24時間保温するだけで
完成するため、一晩でできる「一夜酒」とも呼ばれていました。