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甘酒ってお酒?

甘酒は、ご飯に米麹を混ぜ合わせることで、米のでんぷんを

ブドウ糖や麦芽糖に糖化させて作る、甘い飲み物です。

 

甘酒には「酒」の文字が入っていますが、

酵母によるアルコール発酵が行われないため、

アルコール分は含まれません。

 

ただし、酒粕を使用した甘酒の作り方もあり、

その場合では、多少、アルコール分が含まれます。

 

昔は、酒の蔵元が酒造りの傍らで甘酒を作っていたことから、

甘酒と呼ばれるようになった、という説があるようです。

       

また、甘酒は55~60℃で12~24時間保温するだけで

完成するため、一晩でできる「一夜酒」とも呼ばれていました。

 

米麹の甘酒、酒粕の甘酒

甘酒には、米麹を使った作り方と、

酒粕を使った作り方と、2つの製法があります。

 

一般的な甘酒は、米麹を使用した作り方で、

ご飯と米麹を混ぜた後、発酵という工程が必要です。

 

一方、酒粕の甘酒は、酒粕と砂糖をお湯で

溶くだけで作ることができます。

 

また、米麹と酒粕の甘酒には、作り方だけでなく、

アルコール濃度や栄養成分にも違いがあります。

 

酒粕の甘酒は、簡単に、すぐ作ることができる

という利点がありますが、米麹の甘酒は、砂糖不使用、

ノンアルコールで健康に良いという利点があります。

 

栄養やカロリーのことを考えるなら、

米麹の甘酒の方が良いでしょう。

 

また、米麹の甘酒も、酒粕の甘酒も家で作ることができます。

それぞれの作り方を紹介した記事があるので、

ぜひ、チャレンジしてみてください。

  

 米麹の甘酒: 炊飯器で甘酒づくり

 酒粕の甘酒: 酒粕で甘酒づくり

 

 

 

甘酒と白酒

甘酒と白酒は、どちらも白く濁った飲み物なので、

一見すると違いが分かりにくいと思います。

 

しかし、この両者には、アルコールの有無や材料、

製造工程などに違いがあります。

 

甘酒は、米と米麹だけを使い、発酵させて作った

ノンアルコールの飲み物です。

 

それに対し、白酒は、みりんや焼酎などに蒸したもち米と

米麹を仕込み、1か月ほど熟成させてできたもろみを、

すりつぶして作った「お酒」です。

 

そのため、白酒はアルコール度10%前後の

れっきとしたお酒であり、酒税法では

リキュール類に分類されています。

 

また、白酒は、桃の節句の飲み物として昔から

飲まれており、ひな祭りの歌にも出てきます。